EDCの基本アイテム「キーチェーン」その1

キーチェーン
筆者のキーチェーン (クリックで拡大)

普段持ち歩くカギと一緒に、小型のツールやペンを持ち歩く。
たったこれだけの事なのだが、選択肢は無限大だ。

最初に目にしたのは、おなじみの海外サイトだった。
自分の持ち歩く物をさらして共感を得たり雑談したりと海外は活発である。

これらのサイトで目にするEDCの三大アイテムというと

・財布
・スマホ
・キーチェーン

なのだが、この中で最も興味を引かれたのが「キーチェーン」だったのである。

というわけで、今回は私のキーチェーン(紹介のため鍵は外した)を、今までに使って二軍落ちしたガジェットも含めて紹介してみたいと思う。

紹介する前に押さえておきたいのは、これに付けるアイテムにも、ある程度定番があるということ。
それは、ペンとライトとマルチツールである。
私のキーチェーンでもこれらのアイテムはカバーしている。さらに、災害対策アイテムもプラスした。

定番アイテム1「ペン」

とりわけ選択肢の多い「ペン」であるが、EDCでは書き心地の他に、携帯しやすさも選択のポイントになってくる。
キーチェーンに取り付けておくわけだからリングもほぼ必須となる。
私がまず使ってみたのはこれ

Inkaペン(ステンレス)

宇宙でも書けるというFisherの芯を使用し、一度バラして組直すとフルサイズのペンになる。もちろん小さいまま使用することも可能だ。

実際に使ってみた時の感想は、「書き心地が悪い」だった。インクに粘りがあり、ねちょねちょしている。欧米で一般的なサイン用の青インクというのも日本だと使い勝手が悪い。
とはいえ、芯は一般的に流通している4Cなので替えがきく。
これまた色々試してみたが、最終的にはJetStreamの0.7mmに落ち着いた。
型は SXR-200-07


ゼブラ ペンポッド

なんとも見た目が可愛い。先端を押し込んで、ねじって取り外すスタイル。

カラーも数種類あり、Inkaと同じように4Cである。
取り出すと中で短くなっていたペンがバネで伸びるようになっている。
ペン先側は細いが、緊急時のペンとしては特に差し支えない。
残念なのは、取り外した際、ペン先がちょっとだけ飛び出している事がある。

ペン先を紙に押し付ければ元通りになるが、あまり気分的に宜しくない。
さらに言うと、現在は販売されていない。
私はメインのキーチェーンのほかに、以下のように組み合わせて使っていたりする。


Picoペン

これも同じく4C。
ペン先の部分が、磁石でくっついている。
キーチェーンにつけていると、知らないうちに外れてしまうのが心配だが、実際に使ってみてそういう事は起きなかった。
ペン先が数センチ挿入されているので、横からの圧力には強いようだ。


ゼブラ SL-F1mini

写真の通り、リングに取り付けはできない。
よって参考用である。

ペンの上下を持って引っ張ることでフルサイズのペンになる。
これもいくつかのカラーバリエーションが存在する。
ゼブラの4Cは他メーカーと比べて、ちょっとだけ太い。書きこごちは個人的にはあまり好きではない。


INKA(チタン)

いろいろ使ってみて、最終的に落ち着いているのがこれ。

チタンということもあり、お気に入りのアイテム。
Oリング等がステンレスの物と色違いになっているのが渋い。
本家オリジナルは既に販売されておらず、現在はNITE-IZEから販売されているが、Amazonなどを見る限りでは、評判はいたって良くないようだ。
ネットなどで本家を見かけたらスグに買ってしまいそう。

その2へ続く