EDCの基本アイテム「キーチェーン」4
今回は、その他のガジェットとカラビナなどの連結用アイテムを紹介していく。キーチェーンとして持ち歩くには、これらのアイテムもこだわりポイントになる。
ライター系
タバコを吸う人にとっては常時必要となるアイテム。私はタバコは吸わないため、半分防災、半分趣味といったところだろうか。
BICライター
使い捨てライターとしては非常に有名。海外のEDCサイトなどでもよく目にするし、日本でも幅広く流通している。
私が持っているものはロットによるものなのか分からないが、しばらくぶりに使ったらフリントがボロボロと崩れてきた。(複数所持しているうちのおよそ半数で発現)
同時期に買っていたTOKAIのライターではそのようなことは起きたことがないので、保存状態や日本の風土に関係し、フリント部がもろくなるのではないかと想像している。
キーチェーンとして持ちあるくには、写真右のようなホルダー(キーパーなどともいう)が必要となる。奥まではめ込むと通常使用で落ちることはまずない。
重量(大):21.71g
重量(小):11.45g
ピーナッツライター
私が昔から持ち歩いている、米国カリフォルニアにあるMARATAC社のPeanut Lighterである。
似たようなものは色々なところで発売されているが、私の知る範囲だとこれが本家のようだ。(違ってたらすまん)
チタン製の物もステンレス製の物も、どちらも精密に作られており、オイルの揮発は非常に少ない。
オイルの揮発については、以前、一年以上かけてテストしてみた事がある。
まず、オイルを十分に充填し、1週間に1度着火する。5秒程度そのまま炎を維持する。これを毎週繰り返してみたところ、1年以上着火する事ができた。もちろん個体差もあるかと思うが、非常に頼もしい結果となった。
写真を見るとわかるが、チタンとステンレスで0リングのかみ合わせ部に違いがある。揮発テストはチタンの方で行ったが、ステンレスで同じ結果になるかは分からない。ちなみに、MARATAC製は自立させる事が可能。
重量(チタン): 20.28g (オイル&予備フリントx2&リング付き)
重量(ステンレス): 28.18g (オイル&予備フリントx2&リング付き)
S-BINER #3
現在使用中。とにかく軽く、サイズが丁度良い。普通のカラビナはベルトループなどに付けて歩き回っている内に上下が逆になっている事があるが、これはそういった事がない。
Sビナで評判が悪い点は、取り付けたアイテムが外れやすい点にあり、それが嫌で使用していない人も多いようだが、私は後述のオクトパスホルダーを使用するようになった後、写真のようにパラコードを使用し、フック部分(言い方がわからん)を開かないようにしてしまった。
自作のパラコードストラップ
自分で作ったパラコードの束。
注意を引くとされている、インターナショナルオレンジの物を使用。
実際に使用したことは全く無く、ほぼアクセント化している。
Pry bar (プライバー)
簡単なこじ開けツール。釘や画びょうを抜くことも出来る。
こいつも海外EDCでは過去よく目にしていた。なんとなくカッコいいので自分も持ち歩いていた時期があったが、使うことは全くなかった。
せいぜい箱開け時にガムテープを破るくらいか。
キーホルダー(正式名称不明だがオクトパスホルダーと呼ぶ)
オリジナル(写真左)はドイツのTOROIKA社のマルチキーリング。
写真右のものは、どこで入手したか忘れてしまったのだが、恐らくコピー品だと思われる。中心やや下にあるポッチをスライドさせると、アイテムの取り付け取り外しが可能。
個人的に非常に使い勝手がよい。
例えばマルチツールなどを取り外した場合、マルチツール側に残った取り付け用の金具が小さく済むので邪魔にならない。
現在使用中なのはコピー品の方。オリジナルより若干小さい為である。
ホイッスル
こちらのアイテムは完全に防災用。日常的に使うものではないので、極力軽いものを探してみた。
これはRockbrosのチタン製軽量ホイッスル。重さもリング込みで4.82gしかない。笛については真っ暗闇で使用することを考慮し、EDCバッグではなく、キーチェーンに取り付けるようにした。
Amazon等で探すと、チタンホイッスルは数社から販売されているようだ。